ルテインに期待される効果

目のエイジングケア以外にも期待が高い

ルテインの効果と言えば、強い抗酸化力によって目の諸症状の予防に有効と言われていますが、中でも加齢黄斑変性症や白内障などの予防に良いとされています。

加齢黄斑変性症の場合は、ルテインを治療の課程に用いている目医者さんが居るほどです。特に、アメリカは薬価が高く保険の効かない薬ではなく、サプリメントを用いるケースが多いようです。

ルテインは、目の中まで届いた紫外線により活性酸素が発生するのを防ぐ働きを持ちますが、この活性酸素の発生を防ぐ事は、加齢黄斑変性症や白内障だけではなく、肌のシミを予防にも起因していると言われています。

肌とは直接関係無い目に受けた紫外線もメラニンの生成を活発にする為、放っておくと肌にシミが増える原因となるそうです。

このような場合にもルテインが目の中に十分な量で保たれていれば、紫外線により発生した活性酸素を無力化し、結果的にメラニンの生成を抑制する事に繋がるという事のようです。

日差しの強い日にUVカット率の低いサングラスを使っていると、日焼け止めクリームを肌にしっかり塗っていても日焼けする事があると言われていますので、目の対策もシミや日焼けなど、メラニンがもたらす肌のトラブルを予防する上でも重要なのだとわかります。

また、ルテインは、目以外にも体の色々な組織に含まれているらしく、女性の場合は、生理痛や更年期障害の軽減にも有効と言われています。

細胞が代謝する過程で活性酸素が発生するので、子宮のように代謝が活発な組織は、それだけ、常に活性酸素が多く発生しています。それが原因となり、子宮自体を守る事が疎かになり、生理痛・子宮筋腫・子宮内膜症などにかかりやすくなるそうです。

このような婦人科系のトラブルを防ぐ上でも、ルテインが適しているとなれば、目の健康目的以外での利用価値を持つ事ができます。

目の健康以外にもルテインに期待される効果は高いと言えますが、いずれも症状も現れてからルテインを摂取する。その方法として、サプリメントを用いるというのではなく、予防としての必要性を見いだし、前もって取り組んでおく意識が最良のように思えます。

ルテインは摂取量はどの位が妥当か?

ルテインは、カロテノイドの一種でほうれん草などの緑黄色野菜に含まれていますが、1日の摂取量目安は、6mg程度となっています。また、この量は、ほうれん草60gに相当するという事なので、意外と摂りやすいのかもしれません。

ビタミンだと、加熱調理によって熱損失を起こす事が有りますが、カロテノイドもほとんどの調理法で損失は起こらないので、調理方法を気にする心配もありません。

ただし、脂溶性成分である為、油で炒めて調理する方が吸収されやすいと言われます。

このように、普段の食生活にルテインを多く含むほうれん草などを用いる事が出来れば、サプリメントを使用するまでも無いと言えますが、加齢黄斑変性症の予防や改善を目的とした場合は、1日20mg程度の摂取が望ましいとされています。

1994年に米国医師会ジャーナルで発表された研究で、カロテノイドの中でもルテインとゼアキサンチンを摂取が多いほど、黄斑変性症のリスクが抑えられると示されたそうです。

この発表をきっかけに、30mgのルテインを含むサプリメントを140日間投与したところ、早ければ、開始から20日後に黄斑の色素量が増加しはじめたそうです。

この事からも、毎日30mgのルテインを飲み続けても特に問題ないという解釈もできます。

ルテインは、加齢黄斑変性症や白内障などの目の健康だけでなく、皮膚がんや大腸がんなどを抑制する効果もある事が確認されています。

目だけに有効な抗酸化成分という事ではなく、体のあらゆる場所に分布して細胞を守ってくれていると考えると、多めに摂取していた方が良いようにも感じます。

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